本連盟は1月24日、衆議院第一議員会館において立憲民主党との懇談会を開催しました。
4回目の懇談となる今回は、「令和4年度税制改正に関する要望」をテーマに、約30名の本連盟役員等が参集し行われました。
開会にあたり本連盟の名倉会長より、次のあいさつがありまた。
昨年の通常国会の際は、財務金融委員会などで貴党の議員各位にインボイス制度導入の延期もしくは廃止、確定申告期限の延長など、本連盟が要望している事項に関し質問していただき、この場を借りて感謝申し上げたい。また、今年は税理士法改正が行われるので、ご協力を賜りたいと考えている。
これを受け、同党の東京都連合会顧問である海江田万里衆議院議員から次のあいさつがありました。
東税政の税制改正要望は、第一にインボイス制度導入の反対であることは重々承知している。昨年、私や末松議員などで財務省に対しインボイス制度に対する申し入れを行ったが、10月1日に登録申請が開始されてしまった。
この制度の導入で懸念されることは、納税者が自身に関係する制度であることを理解していないことであり、納税者が理解するように対応するのが政治家であると考えている。
衆参両議院において予算委員会などでは意見・質問を述べていくと共に、インボイス制度導入に関しては税理士の先生方が懸念していることを伝えていきたいと考えている。
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続いて、本連盟の森下清隆政策委員長より、「令和4年度税制改正に関する要望(概要)」から、軽減税率制度とインボイス制度導入の反対をはじめとする3つの重要要望事項を中心に説明があり、次に今回参加された同党の議員全員からのあいさつに続き意見交換を行い、盛況のうちに閉会となりました。
なお、出席した国会議員は、次のとおりです。
【衆議院】
海江田万里議員(1区・比)、松原仁議員(3区)、落合貴之議員(6区)、大河原雅子議員(21区・比)
【参議院】
蓮舫議員(東京)、小川敏夫議員(東京)、塩村あやか議員(東京)、石川大我議員(比例)(順不同)